マシニング加工会社のSEOでは、「マシニングセンタを保有しています」だけでは発注者の判断材料になりません。
発注者が確認したいのは、
自分のワークが載るか、必要な面を加工できるか、必要精度を出して測定できるか
です。
Keyword Plannerでは「マシニングセンタ」が月間平均5,000、「マシニング加工」が500あります。
ただし「マシニングセンタ」には工作機械自体を調べる検索も含まれます。
加工会社が狙うべきなのは、単語単体ではなく、
材質 × サイズ × 形状 × 精度 × 数量
まで具体化した発注意図です。
結論|XYZストロークではなく「どんなワークを加工できるか」を伝える
設備表にXYZ移動量を書くだけでは足りません。
掲載したいのは、
- 実際に受けられるワークサイズ
- ワーク重量
- 材質
- 加工面
- 3軸/4軸
- 治具
- 公差
- 平面度・位置度
- ロット
- 測定
です。
設備仕様上の移動量と、実際に加工できるワーク寸法は必ずしも同じではありません。
治具、工具長、干渉、把握方法等も影響するため、設備スペックと受注可能範囲を混同しないようにします。
角物・プレート・ブロックで入口を作る
マシニング案件では、
- プレート
- ブロック
- ハウジング
- ベース
- ブラケット
- 金型部品
など、形状から会社を探す場合があります。
さらに、
- A5052
- A6061
- SUS304
- S45C
- SKD
- 樹脂
等の材質、
- 薄板
- 深穴
- ポケット
- 微細穴
- 多数穴
- 薄肉
等の条件が加わります。
この検索条件と自社の加工事例を結びます。
3軸と4軸を設備名だけで終わらせない
4軸設備がある場合、
4軸対応
だけでなく、どの工程で4軸を使うのかを示します。
たとえば、
- 側面加工
- 円周穴
- 多面加工
- 再クランプ削減
等です。
ただし五軸固有の複雑形状、同時制御等は「5軸加工会社のSEO対策」が担当します。
P21ではマシニング加工全体の中で、3軸・4軸をどう選び、何を加工できるかまでに留めます。
加工事例はサイズ・穴・精度まで出す
良いマシニング事例では、
- 材質
- 外形寸法
- 穴径
- 穴深さ
- 穴数
- 寸法公差
- 平面度
- ロット
- 納期
等がまとまっています。
「アルミ精密加工品」とだけ書くより、自分の図面と比較できるからです。
事例で出した値を会社全体の保証値へ広げない点にも注意します。
設備仕様
≠ 個別加工実績
≠ 標準保証値
です。
CAD/CAMも発注価値へ翻訳する
CAD/CAM名だけを列挙するより、
- 受け付けられる3Dデータ形式
- 2D図面との併用
- 複雑形状のCAM作成
- 治具設計
- 加工シミュレーション
等へ落とします。
試作開発案件を取りたい会社では、3Dデータだけの相談に対応できるかも重要です。
材質一覧は事例につなぐ
マシニングページで、
アルミ、SUS、鉄、樹脂、難削材に対応
と書くだけでは、実績の深さが分かりません。
たとえばA5052なら、
A5052 → プレート → 250×250 → 穴加工 → 平面度 → 1枚
のような実案件の組み合わせへつなぎます。
難削材そのものの加工性は「難削材加工会社のSEO対策」で扱います。
マシニングページのサイト構造
基本構造は、
切削加工
→ マシニング加工
→ 材質
→ 形状・用途
→ 加工事例
→ 設備
→ 測定・品質
→ 問い合わせ
です。
加工事例を孤立させず、マシニングページと双方向でつなぎます。
問い合わせ前にミスマッチを減らす
加工会社側フォームでは、
- 材質
- XYZ寸法
- 数量
- 精度
- 表面処理
- 希望納期
- 2D図面
- 3Dデータ
等が確認できると見積判断が早くなります。
Webから問い合わせ数だけを増やすのではなく、
設備に載り、加工でき、採算が合う案件を増やす
のが目的です。
マシニングページを整理したい方へ
設備、加工範囲、材質、形状、精度、CAD/CAM、加工事例を確認し、発注者が適合を判断できるページ構成へ整理します。
KPIはマシニング案件の見積可能率まで見る
確認する指標は、
- マシニング関連検索の流入
- 加工事例への遷移
- 対応サイズ内の問い合わせ率
- 3Dデータ・図面添付率
- 見積可能案件率
- 見積化率
- 受注率
です。
「マシニングセンタ」でアクセスが増えても、工作機械について学びたい人ばかりなら営業成果にはなりません。
発注検索を切り分けて評価します。
御社のマシニング技術を、検索されるページへ整理します
ワークサイズ、加工面、材質、3軸・4軸、設備、CAD/CAM、精度、加工事例を整理し、自社に合う案件から検索されるサイト構造を設計します。